記録的大雨 山形で456世帯に避難指示
山形県では、庄内・最上地域を中心に降った記録的な大雨で、6日午後2時現在も、戸沢村や新庄など合わせて4つの市町村の450世帯余りに避難指示が出されている。
山形地方気象台によると、6日午前9時までの24時間降水量は金山町で312ミリ、最上町瀬見で309ミリを観測するなど、9つの地点で観測史上最大の雨量を記録した。
このため、午後2時現在、戸沢村や尾花沢市など4つの市町村の合わせて456世帯の1279人に「避難指示」が出されている。
このうち、戸沢村では土砂流出などでおよそ750人の住民が一時、孤立状態となり、村役場の職員らがボートで、救助を行った。
山形県内の雨のピークは峠を越えたが、引き続き、土砂災害への警戒を強めている。