×

中国電力“新設”島根原発3号機の審査申請

2018年8月10日 12:05
中国電力“新設”島根原発3号機の審査申請

中国電力は10日、島根原発3号機の稼働に向けて、原子力規制委員会に審査を申請した。3号機は新たに設置されるもので、審査の進ちょく次第では、福島第一原発の事故後、初めての新規稼働となる可能性がある。

中国電力は10日朝、島根原発3号機の稼働の前提となる審査を原子力規制委員会に申請した。島根県松江市にある島根原発3号機は全国で唯一、県庁所在地に立地する新設の原発で、福島第一原発事故の前にほぼ完成していた。

中国電力電源事業本部・北野立夫常務執行役員「今度、稼働に向けて、まずは申請からスタートできたのは大変感慨深い」

福島の事故後、新設の原発の稼働に向けた手続きが行われるのは、青森県の大間原発に次いで2例目で、審査の進ちょくによっては、事故後、初めての新規稼働となる可能性がある。