台風20号 豪雨被災地で再び災害おそれも
日本の南を進む台風20号は今後さらに勢力を強め、23日午後、西日本に上陸する見通し。西日本豪雨の被災地でも再び災害が起きる恐れもあり、気象庁は、早めの備えをするよう呼びかけている。
気象庁によると、台風20号は今後さらに勢力を強め、23日午後、西日本に上陸する見通し。気象庁は、今回の台風20号は3年前に高知県室戸市付近に上陸した台風11号とコースや勢力が似ていると分析している。
3年前には、四国や紀伊半島で1日だけでおよそ700ミリの大雨が降り、土砂災害や川の氾濫などの被害が相次いだが、今回の台風20号も徳島県や高知県、三重県などを中心に、降り始めからの総雨量が1000ミリを超える、記録的な大雨になる恐れがあるという。
また、西日本豪雨の被災地でも、台風の進路に近い岡山県を中心に再び災害が起きる恐れがあるということで、気象庁は22日のうちに備えをするよう呼びかけている。