日大・人権救済委 チア監督のパワハラ認定
アメフトの悪質タックル問題で揺れる日本大学で、チアリーディングの女性部員が女性監督からパワハラを受けたとして大学などに相談したことを受け、調査をしていた日大の人権救済委員会が、監督の行為がパワーハラスメントに該当すると結論づけたことがわかった。
この問題は、今年5月、日本大学応援リーダー部の女性部員の保護者から、娘が女性監督から度々パワハラを受けたと日本チアリーディング協会に相談があったもの。
これを受け、日本大学の人権救済委員会が調査を続けていたが、監督の行為はパワーハラスメントに該当するとの結果が示されたという。
日本大学は、「この結果を真摯(しんし)に受け止め、適切な対応を図っていく所存です」とコメントしている。
日本大学は今月9日付で女性監督を解任している。