北朝鮮漁船が違法操業 取り締まり映像公開
海上保安庁は24日、イカ釣り漁が盛んな日本海の漁場で違法操業する北朝鮮漁船を取り締まる様子を公開した。
先月下旬、イカ釣り漁が盛んな日本海の「大和堆」周辺の排他的経済水域内で撮影された映像には、違法操業する北朝鮮漁船に対し、海保が警告や放水を行う様子が映っている。
海保は今年、去年より1か月半ほど早い5月下旬から取り締まりを行ったため、日本の漁船が操業する海域に北朝鮮漁船は侵入していないという。
24日までにのべ1085隻の北朝鮮漁船に退去警告を行い、排他的経済水域の外に退去させていて、「大和堆」周辺の北朝鮮漁船は今月中旬からは多い時でも数隻しか確認されていないという。