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放射能汚染の場所が見えるカメラを開発

2018年8月28日 20:13
放射能汚染の場所が見えるカメラを開発

放射能で汚染された場所が目で見えるカメラを、JAEA(=日本原子力研究開発機構)が開発した。廃炉作業などに役立つことが期待されている。

遠隔操作で動くロボットの上部に設置されているのは、新たに開発された放射性物質の汚染が見えるカメラ。

このカメラで福島第一原発の1号機内部を撮影した。廊下の奥には原子炉格納容器などがあるが、そこでは右側の壁や天井に、特に汚染が強い場所が「赤く」映っている。

開発したJAEAでは今後、廃炉作業において作業員の安全を確保したり、カメラをドローンに取り付けて被災地の上空から汚染が残る場所がないかチェックしたりするなどの調査にいかしたいとしている。