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待機児童数10年ぶり2万人下回る~厚労省

2018年9月7日 16:18
待機児童数10年ぶり2万人下回る~厚労省

今年4月時点での全国の保育所などの待機児童数が1万9895人で、10年ぶりに2万人を下回ったことが厚生労働省のまとめでわかった。

厚労省によると、今年4月時点で、保育所などの定員は280万人で、前年に比べて9万7000人増えたという。利用するこどもは261万人で、前年よりも6万8000人増えたが、待機児童数は1万9895人で、前年から6186人減少した。待機児童が2万人を下回ったのは10年ぶりになる。

厚労省は、昨年度までの5年間で、約50万人分の受け皿を確保するという政府目標は達成したとし、2020年度末までには、さらに、約29万3000人分の受け皿を確保できる見込みだとしている。