台風２１号で閉鎖されていた関西空港では、７日から国内線の一部の運航が再開された。

関西空港では、被害の少なかった第２ターミナルで、３日ぶりに運航が再開され、利用客は大きな混乱もなく搭乗手続きを行っていた。

第１便は「ピーチ」の新潟行きで、午前１１時５０分ごろに、３５人の乗客を乗せて離陸した。７日は成田や長崎などとを結ぶ「ピーチ」の１７便と羽田と結ぶ「日本航空」の２便が運航されている。

一方、運営会社の社長は７日、記者団に対し第２ターミナルでは、８日から国内線だけでなく国際線の運航も再開することを明らかにした。さらに被害の大きかった第１ターミナルも１週間以内に再開する方針。

しかし、空港の全面再開のメドは立っておらず、国交省は、周辺の伊丹空港と神戸空港への国際線・国内線の振り分けについて、地元自治体などとの調整を進めている。