「風疹」患者数 この5年間で最多に
「風疹」の患者数が、この5年間で最多となった。
国立感染症研究所によると、今月2日までの一週間の「風疹」の患者数は75人で、今年の全国の患者数は362人となった。これは去年1年間の4倍近くの患者数で、この5年間でも最多となっている。
患者の8割は男性で、予防接種を受けていない30代から50代の男性が多くを占めている。
「風疹」は発疹や発熱を伴う感染症で、妊娠中の女性がかかると赤ちゃんに難聴や心臓疾患などの障害が起きる恐れもあることから、厚生労働省は予防接種を呼びかけている。