障害者雇用水増し“全員調査”し報告へ
障害者雇用の水増し問題で、第三者による検証委員会の初会合が行われ、障害者ではないのに障害者として雇用されていた人全員の調査を行い、来月中に報告をまとめる方針を確認した。
加藤厚労相「こうした事態になってしまったことは誠に遺憾。その原因を検証していくことは極めて重要であります」
検証委員会・松井巖委員長「民間の事業者に対して、率先して障害者を雇用していくべき立場にある国の行政機関において、信頼をゆるがすゆゆしき事態だと考えています」
委員会は水増しが、いつから、なぜ行われ、故意に行われたのかどうかなどを検証する。
今後、去年6月1日の時点で、障害者ではないのに障害者として雇用されていた人全員を調査をするとともに、内部通報を受け付ける窓口も作る予定。検証委員会は来月中に報告をまとめ、政府に報告する予定。