皇太子さま 全文フランス語で挨拶
国際親善のためフランスを訪問中の皇太子さまが、全文フランス語で挨拶された。
皇太子さまは現地時間11日、パリ市内の国民議会議長公邸で行われた昼食会で、約8分間にわたり、全てフランス語で挨拶された。
皇太子さま「私と日本国民に対しおっしゃっていただいた、同情と連帯に深く感謝いたします」
皇太子さまはこのように述べ、副議長が挨拶の冒頭、日本における台風や地震の被害に対し、お見舞いの言葉を伝えたことにお礼を述べられた。
その上で、日本とフランスが紡いできた160年の友好関係に触れ、「両国民の間にある『響き合う魂』が、この先も心の架け橋として一層強くなることを願う」と話された。
皇太子さまは学習院中等科の第二外国語がフランス語で、その後も定期的にフランス語を学ばれているという。
この昼食会に先立ち、皇太子さまは歓迎式典に臨み、儀仗(ぎじょう)兵からの栄誉礼を受けられた。