天皇陛下 天皇として最後の稲刈り
天皇陛下が皇居内の水田で天皇として最後の稲刈りを行われた。
天皇陛下は12日午後、皇居内の水田でうるち米の「ニホンマサリ」と、もち米の「マンゲツモチ」合わせて100株の稲刈りを行われた。
皇居での稲作は昭和天皇が始めたもので陛下は即位後、受け継いで田植え、稲刈りと30年間、続けてこられた。平成2年以降は種もみをまくところから始められ、収穫された稲は皇室の祭祀や伊勢神宮の神事などに用いられている。
陛下が来年4月末に退位されると稲作は新天皇となる皇太子さまに引き継がれるため、今回が天皇として最後の稲刈りとなる。