イノシシの“豚コレラ” 養豚場と同タイプ
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岐阜市内の用水路で死んでいたイノシシから検出された「豚コレラウイルス」は、市内の養豚場のブタから検出されたものと同じタイプと分かった。
今月13日、岐阜市内の用水路で死んでいる野生のイノシシが見つかり、「豚コレラウイルス」の感染が確認された。見つかったのは「豚コレラ」が発生した養豚場から7キロほど離れた場所で、イノシシが感染したウイルスのタイプが調べられた。
その結果、農林水産省によると、イノシシが感染したウイルスは、養豚場のブタから検出されたものと同じタイプだったという。
このタイプは、アジアやヨーロッパで確認されているものと同じで、国と岐阜県では、海外から侵入した可能性が高いとみて、ブタとイノシシのどちらが先に感染したのかを含め調べている。