「豚コレラ」陽性反応 野生イノシシ2頭目
「豚コレラ」の感染が確認された岐阜市の養豚場近くの住宅の庭で、死んだ野生イノシシが見つかり、豚コレラの陽性反応が確認された。野生イノシシに陽性反応が出たのは2頭目。
岐阜県によると15日、岐阜市大洞の住民から「イノシシが庭で1頭死んでいる」と通報があった。県が抗体検査を行ったところ、子どもの野生イノシシから「豚コレラ」の陽性反応が出たという。今後、国の検査機関が詳しく分析することにしている。
この現場から3.5キロ離れた岐阜市内の養豚場では今月9日、死んだ豚から「豚コレラウイルス」の感染が確認されていて、14日には、市内の用水路で死んでいた野生のイノシシからも陽性反応が確認されている。
岐阜県は、現場から半径10キロ圏内の3つの農場への立ち入り検査を行うなど対策を進めている。