“防護服の子ども像”解体 批判受け撤去へ
福島市が公共施設からの撤去を決めた子どもの像の解体作業が18日から始まった。
子どもの立像、「サン・チャイルド」は、現代美術家のヤノベケンジさんが、「放射能のない未来」をテーマに震災翌年に制作した。福島市は先月から展示を始めたが、「防護服を着る子どもの姿が風評につながる」などの批判的な意見を受け、先月28日に像の撤去を決めた。そして18日から解体作業が始まった。
解体、撤去には約160万円がかかる見込み。作業は20日までで、解体された像は当面、市の施設に保管されるという。