皇太子ご夫妻 九州豪雨の仮設住宅を訪問
皇太子ご夫妻は、去年7月の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市を訪問し、被災した人たちを見舞われた。
皇太子ご夫妻は、26日午前、福岡県朝倉市を訪れ、九州北部豪雨の復興状況の説明を聞いたあと、仮設住宅を訪問された。
100人余りが避難生活を送るこの仮設住宅には、26日、他の3か所の仮設住宅に住む人たちも集まり、ご夫妻は、一人一人の話に耳を傾けられた。97歳の車いすの女性の前では、ご夫妻はしゃがみ込んで涙ぐむ女性の手を取り、「お体をお大事になさってくださいね」と声を掛けられた。
古賀チトセさん(97)「天に昇る気持ちでした。本当に幸福者でした」
ご夫妻は、予定の滞在時間を15分ほど超えて、丁寧に話を聞かれていた。