「豚コレラ」感染 野生イノシシ7頭に
岐阜市内の養豚場の豚などが「豚コレラ」に感染した問題で、新たに野生のイノシシ1頭の感染が確認された。これで野生のイノシシの感染は7頭になる。
岐阜県によると、26日、岐阜市椿洞の山の中で死んだ野生のイノシシ1頭が見つかり、検査の結果、豚コレラウイルスの陽性反応が出たという。
岐阜市内で野生のイノシシから豚コレラの感染が確認されたのはこれで7頭目で、今後、県は捕獲調査を14の市と町に広げ監視を強化するとしている。
また岐阜県は27日、豚コレラが発生した養豚場から半径10キロ以内の3つの養豚場で飼育されている豚の搬出制限について、新たな検査で「陰性」が確認されれば国と協議の上、29日午前0時に解除することを決めている。