eスポーツの学校 エレベーター禁止のワケ
コンピューターゲームで対戦する「eスポーツ」。賞金が数億円規模の大会もあるなど、その市場規模は年々拡大している。そんなeスポーツの最新事情を紹介する。
eスポーツ学科を新設した専門学校では、プロのeスポーツ選手を育成している。
eスポーツ学科の学生「eスポーツクラスはエレベーター禁止です」
長時間の試合に耐えられる体力をつけるため、10階にある教室まで階段であがらなくてはならない。ルールを破れば1週間パソコンに触ることができない。ゲームだけでなく精神力を鍛えるメンタルトレーニングや、英会話の授業も行われるなど目指すは賞金総額数億円規模の海外の大会だ。
本場アメリカの大学では、すでにアメフトやバスケの選手と同じように奨学金をもらっている選手もいる。
ケビン・ヴォーンさん「リュック、シャツ、マウスパッド、ヘッドホン、キーボード、マウスも…全部だね」
必要なものはすべてスポンサーからタダで提供される。
インターネットさえつながれば世界中どこでも観戦可能なeスポーツ。ゲーム映像をライブ配信していることで視聴料収入を得ることができるという。
ケビン・ヴォーンさん「色々な人に見てもらえればファンもできるし、お金を稼げるんだ」
中には月に約5000万円を稼ぐ人もいる。
“プロスポーツ”として認知されつつある、eスポーツ。3年後には1650億円規模の市場に急成長する見通しだ。
【the SOCIAL viewより】