震度7の地震から1か月…復興への思い新た
最大震度7を観測し、41人が犠牲となった北海道胆振東部地震から6日で1か月。多くの死者が出た厚真町では、町民らが犠牲者を悼むとともに、復興への思いを新たにしていた。
震度7を観測し、大規模な土砂災害が発生した厚真町では、今回の地震で最も多い36人が亡くなった。町民らはそれぞれ祈りをささげて犠牲者を悼み、復興への思いを新たにしていた。
犬飼ミイ子さん「今まではとにかく生きていたこと、家があったことがありがたかっただけ。これからだと思う」
コメ農家・伊部義之さん「絶対、はい上がってやるぞというのが、僕の中の一番の思い。負けてなんかいられない」
また、宮坂尚市朗町長も1か月の日を迎え、会見を開いた。
宮坂町長「町民の心を結集して、必ず復旧・復興を果たしていきたい」
今なお273人が避難所で生活する厚真町。献花台に花を手向け、手を合わせる人の姿も見られ、町内は一日、祈りに包まれた。