豊洲市場が開場 せり場の温度など課題も
東京都の新しい中央卸売市場・豊洲市場が11日、開場した。
11日に開場した豊洲市場では、午前5時半からマグロのせりが行われ、青森県三厩産のマグロが428万円の最高値を付けた。
豊洲市場は閉鎖型の建物で、温度や衛生を管理ができるのが特徴だが、水産仲卸業者からは初日から問題点が指摘された。
水産仲卸業者「新しいせり場は問題多いね。意外に温度が高いのと、湿度が高い」
また、市場周辺では都心につながる晴海通りを中心に、懸念されていた交通渋滞が見られた。
初日からこうした課題があがっていることについて、豊洲市場協会の伊藤会長は「原因をよく確かめた上で対処していきたい」としている。