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無人車両で航空機牽引 全日空が実証実験

2018年10月14日 15:13
無人車両で航空機牽引 全日空が実証実験

全日空は、空港内で無人の車両を使って航空機を移動させる新たな技術の実証実験を公開した。

空港内で航空機が格納庫や駐機場へ移動する際、現在は、運転手が乗った車両と機体をつなぎ、押したり引いたりすることで、航空機を動かしている。

14日に公開された実験ではコントローラーで遠隔操作できる、無人の車両が使われた。この技術では、より広い視野が確保されるため、周囲の状況やタイヤの方向を確認しやすく、現在の技術より簡単に操作できるという。

この遠隔操作の技術を使うと、将来的には、より少ない人数で、少ない負担で機体の移動作業ができるため、空港で働く人の「働き方改革」につながることが期待されていて、全日空は、2020年までに導入することを目指している。