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立山で初冠雪を観測 平年より13日遅く

2018年10月21日 14:11
立山で初冠雪を観測 平年より13日遅く

富山県の北アルプス立山で21日、山頂付近の雪を望む初冠雪が観測された。平年より13日遅く、去年より4日遅い観測。

初冠雪は、夏が終わった後、富山市内にある気象台から立山の雄山山頂付近が積雪で白く見えるのを初めて確認した日で、平年より13日、去年より4日遅い観測。標高3000メートル級の山が連なる立山一帯は、稜線(りょうせん)沿いがうっすらと雪化粧し、秋晴れのもと雄大なパノラマを見せていた。

朝は放射冷却現象の影響で、富山県内に10ある気象庁の観測地点のうち9か所でこの秋一番の冷え込みとなった。立山は現在、標高1000メートル付近で紅葉が色づき半ばを迎え、秋から冬へ急ぎ足で季節が移っていく。