絢子さま「幸せを二人で感じていければと」
高円宮家の三女・絢子さまと大手海運会社に勤務する守谷慧さんの結婚式が29日、明治神宮で執り行われた。
穏やかな晴天に恵まれた明治神宮で、絢子さまと守谷さんは結婚式のあと、晴れやかな笑顔で会見に臨まれた。
絢子さま「私の高祖父にあたります明治天皇がまつられています。明治神宮にて挙式をできたことをうれしく思っています。かけがえのない日々のささいなことをきちんと二人で、幸せや喜び楽しさを二人で感じていければと思っています」
守谷さん「実際に(衣装姿を)拝見するのは初めてだったので非常に美しいなと思いました」
絢子さま「(守谷さんに)どういうふうに見えているかなと思い、少しドキドキしていました。これからも高円宮家をよろしくお願いします」
集まった記者から笑い声も聞かれる、お二人らしいユーモアあふれる会見となった。
モーニング姿の守谷さんと平安朝の古式ゆかしい装いの絢子さまの結婚式は、午前11時半すぎから始まり、両家の親族らが参列したが、式の前には、お二人は境内で待つ友人や一般の参拝者にも笑顔で挨拶されていた。
絢子さまの同級生・武田英子さん「絢子さまがすごくすてきな笑顔でにっこりと笑いながら友人たちの方に目を向けてくださって、すごくこちらもほっこりとした気持ちでした」
29日、お二人の婚姻届が区役所に提出され、絢子さまは皇室を離れられることになる。そして、30日は皇太子ご夫妻らも参加され、晩さん会が行われる。