「ねんきん定期便」分かりやすく 改善明言
自民党の小泉進次郎厚生労働部会長が立ち上げたプロジェクトチームから「ねんきん定期便」は分かりにくい、などと指摘されたことを受け、根本厚生労働相は、「来年4月から改善する」と明言した。
根本厚労相は13日の会見で、来年4月から「ねんきん定期便」に記載されている文字を減らし、内容を分かりやすく改善する、と明言した。
これは、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長が立ち上げたプロジェクトチームから「ねんきん定期便」などについて、分かりやすく改善すべき、と指摘されたことを受けたもので、厚労省は、システムの改修が必要ないものから変更していく、としている。
また、年金の受給額は、受け取り開始年齢を変えることで、増減するため、プロジェクトチームは、この試算についても「ねんきん定期便」に盛り込むよう求めているが、厚労省は、検討中としている。
厚労省は、近く、プロジェクトチームに改善点を示し、来月上旬までに了承を得たい考え。