24日、東京都知事選の候補者4人による討論会が行われていた会場前から中継です。

午後9時から始まった討論会は、およそ1時間半にわたって行われ、午後10時半ごろに終わりました。

会場の中で討論会の様子を見ていましたが、スタートは各候補者が笑顔を見せながら冗談も飛び交うような、なごやかな雰囲気で始まりました。

ただ、討論会が進むに連れて、そうした空気感も徐々になくなっていきまして、最後は少しピリッとしたような雰囲気に変わりました。

特に候補者同士がクロストークをする場面では、各候補者から小池氏に質問が集中し、その場面では、1対3の構図になっていたような印象です。

──討論会を終えた後、候補者に取材をする機会はありましたか？

討論会直後、蓮舫氏に話を聞くことができました。

前参議院議員 蓮舫氏「（Q：やりたいと言っていた討論会、振り返っていかがですか）充実してました。各候補の主張が聞けたのと、小池さんの政策が聞けたのが、私にとってためになりました。私ならもっともっとできると思います」

一方、東京都知事・小池百合子氏は終了後に取材に応じることはありませんでした。ただ討論会では、クロストークの場面で「各候補者への質問は特にない。むしろ質問をいただいて参考にしていきたい」と笑みを交えて話していました。

また、討論会後に安芸高田市前市長・石丸伸二氏は「楽しかったし、もっとやりたかった。時間と体力がゆるすなら朝まででもやりたい」と話していて、元航空幕僚長・田母神俊雄氏は「ほかの候補者の主張は抽象的でよくわからなかった」と話し、会場を後にしています。