台風11号…週明け九州接近か 前線活発に 北陸でも激しい雨…土砂災害に警戒を
猛烈な勢力の台風11号が接近している沖縄・宮古島では、1日午前、雨とともに暴風が吹き荒れ、視界がかすんだ状態になっていました。台風11号は今後、沖縄の南で動きが遅くなったあと、北寄りに進み、週末には非常に強い勢力で先島諸島付近を北上する見込みです。また、週明けには九州北部へ接近するおそれがあります。
西日本では、すでに台風周辺の湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になっています。各地で雷を伴う激しい雨が降り、1日未明に洪水警報が出された鳥取市では、大雨の影響で山陰道の一部が一時、通行止めになりました。
北陸地方でも大気の状態が不安定に。富山市では、1日午前9時前までの1時間に38ミリの激しい雨を観測しました。1日夜にかけて土砂災害に警戒が必要です。
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一方、1日は「防災の日」です。午前中の雨から一転、午後になり晴れ間が広がった東京では、小学生が防災施設で、最大震度7の首都直下地震が発生したことを想定した体験ツアーに参加しました。テーマは、国や自治体の支援体制が整うまでの目安「72時間」をどう生き残るか――。
参加した児童
「始めは適当でいいやと思ってたんですけど、色々と防災のことを知ったら、ちゃんと真面目に受け止めなきゃいけないんだなと思いました」
※詳しくは動画をご覧ください。(9月1日午後4時ごろ放送『news every.』より)