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2018年11月27日 14:06

医療を支えるメディカルイラストレーター

医療を支えるメディカルイラストレーター
(c)NNN

メディカルイラストレーターとして活動するtokcoさん。どのように仕事を進めているのだろうか。密着した。

心臓に人工弁をつける手術室で、絵を描き続けるのはメディカルイラストレーターのtokcoさん。メディカルイラストレーターとは医療論文や患者への手術説明などで使うイラストを描く職業だ。

この日は、同じ手術を受ける患者に対して、医師が説明する時に使うイラストの制作だ。主にモニターで確認するが、重要な部分は直接、確認する。ここでは、必要とされる部分のイラストと医師が話す情報をメモしていく。

昭和大学江東豊洲病院・循環器センター 心臓血管外科・山口裕己センター長「透かしのように描くとか、点線にして入れるとか、実際、肉眼的には見えないけれど必要な情報」

その後、持ち帰ったイラストを元に描き直していく。今回は、患者への説明用なので必要な部分だけを、わかりやすく描いていく。

tokcoさん「ここ切りますねとか、基本的なことだけしか患者さんにはわからないので」

医師同士で使うイラストの場合は、糸を通す場所や縫った時のシワの感じなど細かな情報が必要になるそうだ。わからない内容は、メモ書きしておき何度か医師とやりとりをして完成させる。

海外には、多くのメディカルイラストレーターがいるが、日本にはごくわずかしかいない。

tokcoさん「メディカルイラストレーターは医療を陰で支える存在であるべきだと思うので医療従事者の一員という気持ちで、もうちょっとステップアップできるような制作環境を日本の中で整えていきたいと思っています」

【the SOCIAL viewより】