一部競技の時間変更検討 IOCと調整会議
2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会と、IOC(=国際オリンピック委員会)との調整会議が3日から始まった。猛暑対策のため、マラソンを始め一部競技での時間の変更が検討される。
3日から東京都内で始まった調整会議には、冒頭、IOCのバッハ会長も出席し、「開催の18か月前でこれだけ準備が整った都市はこれまでにない。開催の2~3か月前でここまで達していない都市もあった」と、東京大会の準備状況を称賛した。
また、午後には、野球・ソフトボールの競技会場となる横浜スタジアムなどの視察が行われた。
横浜スタジアムでは、観客席を2万9000席から6000席増設し、3万5000席にする工事が行われている。
調整会議は5日まで行われ、猛暑対策のため、マラソン、競歩に加え、7人制ラグビーやマウンテンバイクなどの競技での時間の変更などが検討される。