客室乗務員飲酒 日本航空に業務改善勧告
客室乗務員による飲酒問題も明らかになった日本航空に対し、国土交通省が業務改善勧告を出した。
先月、成田からハワイに向かう便に乗務中だった日本航空の女性客室乗務員から基準値を超えるアルコールが検出された。当初、本人は、飲酒を否定していたが、その後の会社の調査に対し、機内での飲酒を認めたという。
国交省は、運航の安全性に影響を及ぼしかねない重大な事態だとして、日本航空に抜本的な再発防止策を講じるよう求め、行政指導としては最も重い「業務改善勧告」を出した。
日本航空をめぐっては、副操縦士が過度の飲酒で、イギリスで実刑判決を受け、先月、「事業改善命令」の行政処分が出されたばかり。