雇用水増し問題 政府が障害者臨時採用試験
中央省庁で障害者の雇用が水増しされていた問題を受け、政府は3日、障害者を国家公務員に採用するための臨時の採用試験を行っている。
3日に全国9つの都市で行われている統一採用試験は、中央省庁が法律で義務付けられた障害者の雇用率を達成するために、臨時で行われるもの。
試験は障害者のみが対象で、3日の筆記試験で一定の合格ラインを上回れば、各省庁の面接を受けることができ、面接試験に合格すれば、常勤職員として採用される。
人事院によると、全ての省庁の希望をとりまとめた結果、今回は計676人を採用する予定で、およそ8700人の応募があったという。合格者の発表は3月22日に行われる。