関東は夜にかけ北部中心に雪 警戒を
上空の強い寒気の影響で、9日朝の北海道はこの冬初めて氷点下30℃を下回る厳しい冷え込みとなった。
強い寒気に覆われている北海道は、放射冷却の影響も加わり、9日朝の最低気温は陸別で、氷点下31.8℃、弟子屈町川湯で氷点下30.9℃など、全国でこの冬初めて氷点下30℃を下回る冷え込みとなった。
北海道では、今後1週間程度厳しい寒さが続く見込みで、水道管の凍結などに注意が必要。
一方、関東地方は、上空の寒気と低気圧の影響で、南部の平野部を中心に未明から雪となった。午後1時の積雪は千葉で1センチ、東京都心も早朝から雪が降り出し、この冬初めてうっすらと雪が積もった。
関東の雪雲は、当初の予想よりは弱まっているものの、9日夜にかけて北部を中心に雪の降る所があるだろう。引き続き気温の低い状態が続くので路面の凍結などに注意が必要。