東京五輪まで1年半 建設進む競技会場公開
東京オリンピック開幕までおよそ1年半。東京都は、急ピッチで建設が進む競技会場などを公開した。
公開されたのは、7割以上が完成したカヌー・スラローム会場や7000トンの巨大な屋根ができた水泳競技場など、5つの競技会場と選手村。いずれも工事は順調で、来年度中に完成する予定。
日本初の人工のカヌー・スラローム会場は、流れるプールのような構造で、人工で川の激流をつくる。コースはほぼ完成している。
東京都がつくる常設型の競技場は7つだが、設備の見直しなどで当初の試算より413億円程度削減できるという。ただ、オリンピック後は、大半の施設が赤字運営となる見通しで、活用方法に課題も残されている。