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福島第一原発2号機 小石状堆積物動かせた

2019年2月14日 0:23

東京電力は、福島第一原発の2号機で溶け落ちた核燃料に直接触れる初めての調査を行ったところ、小石状の堆積物について動かすことができたと発表した。

2号機では、去年1月の調査で格納容器の内部に溶け落ちた核燃料とみられる堆積物を撮影しているが、今回は小型ロボットを使い堆積物の硬さや形などを調査して取り出せるかどうかの確認を行った。

調査の結果、溶け落ちた核燃料の可能性がある小石状の堆積物を、最大で5センチ程度持ち上げることができたということで、東京電力は、これらの堆積物について外部への取り出しが可能との認識を示した。

国と東京電力は、2021年にメルトダウンがおきた1号機から3号機のいずれかで燃料の取り出しを開始する方針。

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