レオパレス“施工不良”有識者検討会設置へ
賃貸アパート大手「レオパレス21」の施工不良問題をめぐり、石井国土交通相は、再発防止策を議論するため、有識者による検討会を設置すると発表した。
レオパレス21では、天井の耐火性能に問題があるなどの施工不良が見つかり、およそ8000人の入居者に来月末までの引っ越しを求めている。
石井国交相は19日の会見で、レオパレス側に求めている原因究明の報告内容をもとに、再発防止策を議論するための有識者による検討会を設置すると発表した。来月末までに1回目の検討会が開かれる予定で、施工不良物件が数多く見つかった埼玉県や千葉県などの自治体も参加するという。