「平成」の自然災害を振り返る企画展 日赤
平成が終わる前に、30年間で起きた自然災害を振り返るとともに防災の意識を高めてもらおうと、日本赤十字社は19日から企画展「平成の災害と赤十字」を開催している。
企画展では、活動の様子を写した写真や救援物資のほか、「ボランティア元年」といわれた阪神・淡路大震災の頃に使用されていた炊き出しの釜なども展示されている。災害ごとに被災者のニーズや支援の方法も変わっていて、活動記録など当時の様子が具体的にかかれているものもある。
また、実際に避難所で使われている段ボールベッドがあり、寝心地を体験することもできる。段ボールベッドは、簡単に作れることなどから北海道胆振東部地震の際にも利用されていた。
訪れた人「平成うまれで、この展示をみるまで知らなかった災害がたくさんあって、それにまず一番驚きました」「いつ(災害が)起こるか分からないので、それに備えてしっかり準備していきたい」
企画展は来月29日まで東京・港区の日本赤十字社で開かれている。