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東京オリ・パラ 競技会場「全面禁煙」に

2019年2月28日 17:53

来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックで、組織委員会は、大会期間中、競技会場の敷地内全てを「全面禁煙」とする方針を決定した。対象には、火を使わない加熱式たばこも含まれる。

これは、「たばこのないオリンピック」を掲げるIOC(=国際オリンピック委員会)の強い意向や、日本国内での受動喫煙防止の動きなどを踏まえたもの。

競技会場の敷地内は、屋内外を問わず加熱式たばこも含め全面禁煙となり、喫煙所も設けられない。選手や大会スタッフのみならず、観客や各国要人など全ての人が対象となる。

一方、選手村では、個々の選手の部屋は禁煙だが、例外的に喫煙スペースを設ける。

2012年のロンドン大会や2016年のリオデジャネイロ大会では、競技会場の屋内では禁煙だったが、屋外には喫煙スペースが設けられた。一方、2018年の平昌大会では敷地内で全面禁煙とされたものの、喫煙が相次ぎ、たばこのポイ捨てもあったという。

組織委員会は、こうした全面禁煙の方針を広く周知していきたいとしている。

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