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カジノ・IR“整備基準”の政令が閣議決定

2019年3月26日 16:48

カジノを含むIR(=統合型リゾート)施設を整備する際の具体的な基準などを定める政令が26日、閣議決定された。政令では、カジノを含む施設や、カジノをつくる際にあわせて整備が求められる宿泊施設や国際会議場などの基準が定められている。

宿泊施設は、客室面積の合計が10万平方メートル以上とされ、日本の代表的なホテルを上回り、海外のIRに匹敵する規模が必要。また、国際会議場は最も大きい会議室の収容人数が1000人以上とされている。

このほか、カジノができる施設については、IR全体の床面積の3パーセントまでに制限されている。

政府は今後、事業者が適格かどうかを判断するカジノ管理委員会設置や、整備のための基本方針の策定を進めることにしている。