“帰還困難区域の桜”花見バス運行 富岡町
福島県富岡町では6日、原発事故で立ち入りが制限されている帰還困難区域の桜並木を住民らに見てもらおうと、バスが運行された。
全長2.2キロの桜並木、富岡町の「夜の森の桜」。大部分は原則、立ち入りが禁止される帰還困難区域となっているが、集中的に除染が進められ、6日、原発事故後初めて、区域の中の桜を見るバスが運行された。
富岡町の出身者「きれいでいした。子どものときに見たのと同じく、すてきに咲いていた」
バスは15分ほどかけてゆっくりと桜並木を進み、住民らが風景を懐かしんでいた。