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東京五輪チケットの買い方は? 詳しく解説

2019年4月18日 19:07
東京五輪チケットの買い方は? 詳しく解説

来年に迫った東京オリンピック。観戦チケットの抽選購入の申し込みが、来月9日から始まる。

今回の抽選購入に応募できるのは日本国内に住んでいる人のみで、応募はインターネットを通して行われる。応募にあたっては、事前にID登録を行う必要がある。

チケットの抽選受け付けは来月9日午前10時から開始される。受け付け期間は5月28日までの20日間で、その後、6月20日に抽選結果が発表される。

チケットはいずれも「セッション」ごとに申し込むことができる。セッションとは、例えば競泳の場合、7月26日の午前10時半から午後0時半まで男子400メートル個人メドレー決勝など複数のレースが行われるが、これらをひとくくりにしたもの。チケットがあれば、これらの種目がどれも見ることができ、競泳の場合は全部で15のセッションがある。

ただ、1人が申し込める枚数には上限がある。一般チケットの場合、予選などのセッションは1人最大6枚まで申し込めるが、決勝などメダルがかかるセッションは最大4枚まで。さらに開会式、閉会式は1人2枚まで。そして、当選・購入できるのはオリンピック全体で最大30枚までとなる。

また、当選したチケットは全て一括で購入しないといけない。来年、もし行けなくなってしまった場合、購入したチケットは個人的に転売はできない。公式サイトを通じてチケットが欲しい人に定価購入してもらえるサービスがあるが、買い手がつかない場合は、再販売はできない。

また、今回の抽選だけではなく、今年の秋以降からはチケットの先着順販売が始まり、来年の春以降には販売所が設置され、直接購入できる。一方、パラリンピックのチケットは今年夏以降に販売されるという。