水商売40代で突然解雇に…再就職への不安
突如、解雇通告を受けた元ホステス光田真実さん。現役を引退し、2年前からキャバクラのマネジャーとして働く日々でしたが――
光田さん「オーナーが、俺が店に出るから、光田はいらないよって感じですね」「今日から来なくていいよ、『帰れ』って言われるとトラウマになりますね」
雇われマネジャーだった光田さん。これまで20年以上、水商売の世界で生きてきました。長い間、銀座でホステスも経験。今でも当時の着物が自宅にあります。
光田さん「(職場の)お姉さんが着物をくれたりとかして、増やしていきましたね。30~40着ですかね」「(Q:それを現在でも持ってる?)持ってますね。別にしがみついてるワケではないんですけどね」
いまは知り合いのスナックでアルバイトとして働き、生計を立てていますが、今年で46歳、やはり不安が――
光田さん「いきなり解雇されるとか老後のこととかも考えるようになりますよね」
転職しようにも水商売以外のツテが無かったという光田さん。こうした水商売のセカンドキャリア支援を目的に今年設立された「日本水商売協会」。実際に職の紹介も行っています。
日本水商売協会・日詰理事「一番ネックになるのははっきり言って年齢です。35歳以上は履歴書も見てくれない、それがもう現実なんですよ」
光田さん「わかります」
日詰さん「ただ、年齢気にしませんよって会社も何個かあるんで、そこをどんどん受けていく。まず1個目がお寺の住職さんに袈裟とか帯を売る仕事」
光田さん「ああ、いいですね。着物は素人さんよりは詳しいと思うんで。すごい楽しそう」
まずはこの会社へ履歴書を提出することになりました。光田さんのような人材を求める企業は確実に存在するといいます。
日詰さん「なぜかナイトワーカーは、めちゃめちゃポテンシャルとスキルは持ってるにもかかわらず、誰も支援してない。昼の仕事にいけないってことは、僕はないと思っています」
セカンドキャリアにむけて新たな一歩を踏み出しています。
【the SOCIAL lifeより】