千葉・市原のホテル強盗殺人 逮捕の男、容疑認める
千葉県市原市のホテルで従業員の女性が殺害され、現金が奪われた事件で、警察は、ホテルの元従業員の47歳の男を強盗殺人の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、逮捕された千葉県市原市の江川敦容疑者(47)は、先月31日の夜から翌朝にかけて、市原市内のホテルで従業員の佐伯仁美さん(56)を殺害し、現金およそ1万2000円を奪った疑いがもたれています。捜査関係者によりますと、江川容疑者はホテルの元従業員だということです。
佐伯さんは、発見された時、手首を縛られていて、首をひも状のもので絞められていたほか、首や腹部に複数の切り傷があるのが見つかっていました。
警察は、強い殺意による犯行とみて捜査していましたが、防犯カメラの捜査などから江川容疑者が浮上し、13日午前から任意で事情を聞いていました。
江川容疑者は調べに対し、「女性を殺して金を奪い取ったことには間違いありません」と容疑を認めているということです。