東京都新年度予算案 過去最大の7.8兆円
東京都の新年度予算案は、過去最大となる7兆8010億円となりました。
東京都の2022年度の予算案は、一般会計の総額が前年度から3760億円多い7兆8010億円で、過去最大となります。
コロナ禍のテレワークの推進などでIT関連が好調となったことなどから、前年度、悪化した企業収益が持ち直し、都税収入は約5858億円増加。過去2番目の5兆6308億円となりました。
新型コロナ対策では、病床確保など医療提供体制を確保するためのおおむね3か月分の費用として3610億円を計上し、その後の対策については、感染状況に応じて、補正予算などで対応するとしました。
また、断熱・太陽光住宅の普及拡大に247億円を計上するなど、温室効果ガスの削減に向けての施策に、前年度の約3.9倍となる971億円を盛り込みました。
また、無電柱化の推進など気候変動や首都直下地震など自然災害への対策として2927億円が計上され、前年度から13.5%増加しました。