FDA機が滑走路逸脱 山形空港で調査開始
山形空港で23日夕方、FDA(=フジドリームエアラインズ)の名古屋便が滑走路を逸脱したことを受け、国の運輸安全委員会は24日朝から現地調査を開始した。
国土交通省は航空事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会は24日朝から調査官を派遣して機体や現場の調査などを行っている。
この問題は23日午後4時45分ごろ、山形発-名古屋着のFDA386便が離陸する際に滑走路を逸脱し脇の草地に停止したもので、乗客乗員64人は無事だった。
23日夜に会見したFDAは、男性機長が「離陸の際に機体が左に曲がっていったが止めることができなかった」と話していると説明している。
24日午前8時、山形空港の閉鎖は解除されたが、23日から24日朝にかけて合わせて8便が欠航した。