退位・即位控え 警視庁、数千人規模の警備
天皇陛下の退位と皇太子さまの即位を来週に控え、警視庁で、警備態勢を確認する会議が開かれた。
警視庁・三浦正充警視総監「(我々の使命は)諸儀式が静かな環境で粛々と行われるよう、警備に全力を傾注していくことであり、ことほぎと静粛な雰囲気に水を差すような事案は絶対に発生させてはならないのであります」
警視庁は、退位・即位の儀式などに伴って、副総監をトップとする特別警備本部を設置し、1日あたり数千人規模の態勢で警備にあたる。
新天皇に即位される皇太子さまをはじめ、皇族方の移動に伴い、皇居周辺の一部の道路を交通規制するほか、テロを警戒して車両突入防止対策や、検問を行うことにしている。
また、繁華街では、改元を祝う人が多く集まると予想されることから、銃器対策部隊を配備するなど警備を強化するとしている。