国交省がトラブル続くJR東日本に警告文書
大型連休中に上越新幹線が運転を見合わせるなど、大きなトラブルが相次いだJR東日本に対し、国土交通省が警告文書を出していたことがわかった。
JR東日本では、連休2日目の先月28日、停電が原因で上越新幹線が最大4時間、運転を見合わせ、およそ4万3000人に影響が出た。
また、2月には、国立大学の2次試験が行われた日に中央線と総武線がストップして、およそ28万人に影響が出るなど、大規模な輸送トラブルが相次いでいる。
こうした事態を受け、国交省は「影響が極めて大きい時期に輸送障害を発生させており誠に遺憾」として、JR東日本に対しトラブル防止のための改善策などを報告するよう求める警告文書を出した。JR東日本は、「信頼の回復に向け全力で取り組んでまいります」としている。