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陛下の執務公開 宮中祭祀のリハーサルも

2019年5月7日 18:27
陛下の執務公開 宮中祭祀のリハーサルも

天皇陛下は7日、閣議にかかった書類に署名するなどの執務に臨まれ、その様子が公開された。

天皇陛下は7日午後、皇居の宮殿で、内閣から届いた書類に目を通し、署名や押印をされた。天皇は、閣議のある火曜日と金曜日に閣議決定された法律や政令の書類に署名・押印するなど国事行為としての執務を行っていて、その数は年間でおよそ1000件に及ぶ。

執務の後、皇后さまも皇居に入られ、8日の宮中祭祀(さいし)のリハーサルが宮中三殿で行われた。8日の宮中祭祀は陛下が即位後初めて臨むもので、「即位礼」と「大嘗祭(だいじょうさい)」を行う期日を、天照大神をまつる賢所や皇霊殿、神殿の三殿に報告される。

皇后さまが三殿すべてを参拝されれば、病気療養に入る前の2002年以来、17年ぶりだという。