“ハロウィーン路上飲酒禁止”条例制定へ
去年のハロウィーンで、酒に酔った若者らによるトラブルが相次いだことを受け、東京・渋谷区は、ハロウィーンなどの期間中、路上飲酒を禁止する条例を制定する方針を正式に表明した。
渋谷区は15日、区が設置したハロウィーン対策検討会から、路上飲酒の禁止などを盛り込んだ対策案を受け取った。これを受け、渋谷区長は、ハロウィーンの期間中は渋谷駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止する条例案を、来月の区議会に提出することを正式に表明した。年越しのカウントダウンについても対象にする方向で調整している。
区では、条例に違反した場合の罰則も検討しているが、罰金の徴収については、「現実問題として難しい」としていて、条例の実効性をどう担保するかが課題となっている。