自分の服を「タネから育てる」試みとは?
富士山をのぞむ南アルプス市。畑で手にしているのは小さなタネ。育つとコットンになります。
参加者たち「(タネを)初めて見ました。楽しみです」「あんこですよね。あんこの匂いがします」
自分で植えたタネがコットンになり、それを使ってTシャツやミニタオルを作ります。
参加者たち「自分が植えたタネが今後どう成長していくか楽しみです」
企画したのはファッションブランドの「ファクトリエ」。コットンになるタネ植えから関わることで、服に愛着を持ち、大量廃棄を防ぐのが狙いです。この日は、お客さん6人も参加しました。
参加者「(子供に)コットンの種まきに行ってくるんだよって言ったら、すごく興味を持って、子供も参加できると興味を持ってくれるのかなって」
さらに、コットンを育てるのは、使われていなかった遊休農地。こうした土地を利用することで、地方創生にもつなげたいとしています。
ファクトリエ・山田代表「自分が作ったコットンだったら、愛って増して、着た時の着心地って、何にも増すんじゃないかなって思います。ひとつの服ができるまでって、こういう工程があるんだってことを気づいていただきたいですね」
【the SOCIAL viewより】