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特殊詐欺被害防止 地元でとれた「小松菜」配り訴え

2022年3月25日 18:08
特殊詐欺被害防止 地元でとれた「小松菜」配り訴え

特殊詐欺の被害を防ごうと、警視庁亀有警察署が地元でとれた“ある野菜”を配って注意を呼びかけました。

25日午後、東京・葛飾区のJR亀有駅前では、警視庁亀有署の署員や地元の高校生らが、地元でとれた「小松菜」を高齢者らに配り、特殊詐欺被害の防止を訴えました。

「詐欺にあわない、こまっちゃわない」というメッセージをこめたもので、小松菜200束が配られたということです。

また、地元のタクシーの利用客にも注意を促そうと、車内に「STOP!!ATMでの携帯電話」と書かれたポップも取りつけられました。

去年、都内の特殊詐欺の被害総額は、およそ66億円にのぼっていて、亀有署の岡部誠幸署長は、「初めて会う人にお金やキャッシュカードを絶対に渡さないでほしい」と呼びかけています。