NO.1ホストはなぜ寿司職人になったのか
寿司職人のSHUNさん(31)は、歴14年の現役ホストでもあります。
SHUNさん「これがイサキ」
客「んー、おいしい!」
SHUNさん「ありがとうございます」
夜9時まで寿司職人として働き、その足で自ら代表を務めるホストクラブへ出勤します。接客中にも寿司の話が――
SHUNさん「俺がすごいなって思う寿司は、出された瞬間に沈む」「あのレベルが本当に握れるレベルだと思う」
午前0時までの接客中、飲み物はお茶だけでした。このあと再び戻り、午前2時まで寿司を握るダブルワークに挑んでいます。
チャレンジ精神あふれ、飛び込んだホストの世界。1年目でナンバーワンに。しかし――
SHUNさん「19歳で店を任せてもらったんですけど、うまく経営できなかった」「僕の一番でかい挫折でしたね」
これまでの自信をすべて失ったSHUNさん。ある常連客からの言葉に奮起します。
SHUNさん「私が指名してるんだから、堂々としてよ。格好よくいてよって。やっぱり気合入りますよね」
ホストとして、再起を果たしたSHUNさん。チャレンジし続けることが客への恩返しだと胸に刻み、新たな挑戦へ。
SHUNさん「(客に)好きな食べ物は?って質問をした結果、寿司という答えが一番多くて、だったら一層のこと自分で握ってしまおうって」
職人の下で修業を積み、今年5月に寿司店をオープン。
客「私だったらできないからね。(現状に)甘えないところがすごい。次から次へとチャレンジして」
SHUNさん「うれしいね、ありがたい」
SHUNさん「生活リズムで考えたら大変といえば大変ですね。しかし、僕のチャレンジしてる姿に、少しでも誰かが元気になってくれたら僕が一番きっとうれしいですよね」
【the SOCIAL lifeより】